報 2025-05-03

Report/2025-04-06/2025-05-03

RubyKaigi 後に書いてたんですけど出さずに力尽きてた

RubyKaigi 2025

松山市で RubyKaigi 2025 でした。2025-04-16/2025-04-18

https://rubykaigi.org/2025/

去年あんなに LR パーサと TypeProf について熱い気持ちを語っていたのですが

Report/2024-05-18

結局今年の RubyKaigi 当日まで何もしなかったわけで情けない限りです。まあさすがにありえないなと思って行きの飛行機から LR パーサの実装をやり、会期中に LALR(1) になることを目標に実装を進めました。私は人と喋るのは得意ではないし、セッション間の 10 分とかでブース行ってもあんまりアドが得られないので、もう全部パソコンに充てようと思い、実際にそうしたら体験が良かったです（パソコンは得意なので）。

去年金子さんに教えていただいて LA パーサに関する基本的な理解は得ていたこともあり、順調に二日目には LALR(1) の構文解析表は作れるようになりました。できちゃったな〜と思ったのでそのあとは去年書きかけて放置してた TypeProf のパッチの続きをやっていました。去年の時点ではできてたつもりだったのですが、見返してみると結構まだやることがあってむずかった。会場にいらっしゃった mame さんの助けも借りつつ、これも会期中に PR に持っていくことができました。

まあ LR は実は LALR(1) の解析表ができているというだけで LR(1) をやった後にマージしてるだけなので (LA(1) の DFA がデカすぎて performant ではないから LALR(1) という意味で）あんま意味がない感じになってます。lookahead set の最初の構築段階で LALR(1) にする方法があるらしく（まああるでしょうね）、あるので、そのうちそれをやりたいです。

https://github.com/coord-e/impl-lr-parsers

だんだんこういう場でのちょうどよい過ごし方がわかってきたかもしれません。